『これから何が起こるのか』

田坂本


駄作です


いったい誰に向かって何のために書いているのか
全然分かりません。


この本は今の世の中に何が起こっているのかを
説明することを目的としているだけで、
私達に何らかの示唆を与えてくれる本ではない。
所々でそのような場面もあるが話が抽象的、
もしくは例えが分かりづらいしメッセージ性が薄い。


さらに言うと文章が分かり難い。
というのも

  • 筆者が定義する言葉だったり専門用語的な熟語が頻発
  • ストーリー性なしに箇条書きで筆者が言いたいことを羅列しているだけ

当たり前のことを言っていてもすんなり頭に入ってこない。

内容について簡単にふれると

Web2.0革命がもたらすものは

  • 衆知創発の革命
  • 主客融合の革命
  • 感性共有の革命

という3つの革命である。

要するに誰しもがインターネットを自由に使って
情報収集・発信できるようになり、
情報を扱う主権が一握りの人間から
全ての人へと移行したということ。


内容は陳腐なもので
結局はWeb2.0によってどんなことが起こったのか?
ということを紹介しただけ。


Web2.0について詳しく知りたいのなら
ウェブ進化論の方がよっぽど分かりやすいでしょう。


なぜこの本が高い評価をうけているのか理解できません。


これから何が起こるのか

これから何が起こるのか