『これから何が起こるのか』
田坂本
駄作です
いったい誰に向かって何のために書いているのか
全然分かりません。
この本は今の世の中に何が起こっているのかを
説明することを目的としているだけで、
私達に何らかの示唆を与えてくれる本ではない。
所々でそのような場面もあるが話が抽象的、
もしくは例えが分かりづらいしメッセージ性が薄い。
さらに言うと文章が分かり難い。
というのも
- 筆者が定義する言葉だったり専門用語的な熟語が頻発
- ストーリー性なしに箇条書きで筆者が言いたいことを羅列しているだけ
当たり前のことを言っていてもすんなり頭に入ってこない。
内容について簡単にふれると
Web2.0革命がもたらすものは
- 衆知創発の革命
- 主客融合の革命
- 感性共有の革命
という3つの革命である。
要するに誰しもがインターネットを自由に使って
情報収集・発信できるようになり、
情報を扱う主権が一握りの人間から
全ての人へと移行したということ。
内容は陳腐なもので
結局はWeb2.0によってどんなことが起こったのか?
ということを紹介しただけ。
Web2.0について詳しく知りたいのなら
ウェブ進化論の方がよっぽど分かりやすいでしょう。
なぜこの本が高い評価をうけているのか理解できません。
- 作者: 田坂広志
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/23
- メディア: 単行本
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