『就活の法則』
本書は「真面目な学生が就活に成功するために必要な賢さ」を示そうと書き下ろしたものである。
小手先のテクニックではなく、就活に対しての正しい考え方を示唆するものである。
著者は新卒入社が「3年以内に3割以上が辞める」のは就活の失敗であると言い切る。
では就活を成功させるためにはどうすればいいのか?
この三つの視点をもってして提案された
就活の成功に必要な10の法則は数ある就活本の内容とは次元が違う。
- 「タテ軸思考」から脱却する
- 「相対エリート」のポジションを狙う
- 現在の企業人気ランキングは逆に読む
- 「ランキングよりも業種」「業種よりも職種」で選ぶ
- HPもOBも本当のことは語らない
- 受けるのは5社で十分
- 「当たり前のこと」は言わない
- 人の評価は、10人中8人は同じである
- 「入社後の就活」はハードワーキングである
- 入社後5年間は転職しない
就活を行っている学生の95%はここで挙げられている誤った考え方をしていると思う。
就活を真面目に賢く行う5%の人が欲しい企業の内定を
しっかりとゲットする就活エリートなのだ。
この本に書かれていることを全部実践すれば必ず成功するかは分からない。
ただ就活に成功したいなら絶対に読むべきだろう。