「残業ゼロ」の仕事力

常識を疑え


残業はして当たり前。
日本人なら誰しもがそう思っているのではないだろうか。
私の会社もみんなが夜遅くまで残って仕事をしている一般的な会社である。


そんな会社に当然のように疑問を感じていた。
仕事は楽しいけど、仕事ばかりしていたら
自分のやりたいことが出来ないじゃないか。


自分は自分のやりたいことを仕事にしている。
ただ、それだけではやりたいことをやりつくせないし
会社と家との行き来だけでは人生が味気ないような気もする。


だからこその一冊である。
この本からピックアップすべきは次の4つの言葉

  • デットラインを決める
  • 会社のために良いことをする
  • フォロワーシップ
  • 生きるために仕事をする

デットラインを決める

ギリギリの状態を常に作り出せ。
短い時間でやらざるを得ない状態に追い込めば
今の5倍の効率で仕事ができるようになるだろう。
残業して仕事の効率が悪いことを、
その人の負荷が高すぎるのをごまかすな。
いつまでも問題点を放置してままにしているようなものだ。

会社のために良いことをする

仕事は会社のためにするべきである。
そう、個人の感情や自分の所属部署の利益ではなくて
自分が属している組織全体を考えてだ。
そうすれば本当にやるべきことが見えてくるだろう。

フォロワーシップ

リーダーシップよりも先に大事なのはフォロワーシップだ。
リーダーがやりたいことを肌に感じて実現させていく能力のことである。
自分にその指示がくるということは何らかの意味があるはずだ。
その意図を正しく汲み取りリーダーが気持ちよく仕事をできる状態は
みんながハッピーであるときなのかもしれない。

生きるために仕事をする

生きるために仕事をするのか?
仕事をするために生きるのか?
答えは当然前者であろう・・・
だけど、あなたは本当に前者の通りの行動をしているのか。
いや、してないはずだ。
まずは残業を辞めて1日4時間はあるはずの自分の時間を満喫してみよう。
そうすれば生きている実感が湧くのかもしれない。


時間がない?
だったら残業しなければいいじゃないか。
残業しなければ仕事が終わらない?
効率を上げてみればいいじゃないか。
どうやったら効率が上がるのか?
考え方を変えてみようよ。
どうやったら考え方が変わるのか?
まずはこの本を読んでみればいいじゃないか。


「残業ゼロ」の仕事力

「残業ゼロ」の仕事力